Japan 公式ブログ
Google の企業向けソリューションに関する公式な情報やユーザーの事例などを、いち早く皆さんにお届けします。
[GCP] Google Cloud Trace で、アプリケーションのパフォーマンスを診断する
2015年1月13日火曜日
昨年の Google I/O 2014 での
発表
から、11 月の GCPLive での
プレゼンテーションとデモ
、そして今回 Google Cloud Trace はベータとなり、皆さんに利用できるようになりました。
Google Cloud Trace を使うことで、時間のかかっているリクエストをトレースし、出力される詳細なレポートによって、アプリケーションのどこがボトルネックになっているかの診断が可能となります。Google Cloud Trace のトレース解析の機能は、レイテンシーの分布レポートによって、一部のユーザーでだけ時間がかかっているようなのリクエストの特定や、これまでにリリースしたバージョンと比べパフォーマンスが改善されているかの確認も可能です。
Google Cloud Trace の背景には、アプリケーションの速度の重要性についての認識があります。
英語の Google Cloud Platform Blog
で紹介されているように、高いパフォーマンスは、
顧客満足とリテンション
のために必須であり、一定のパフォーマンスをユーザーは予期して利用しているので、パフォーマンスが低ければ、そのアプリケーションでのユーザーの体験は著しく悪いものとなり、もうこのサイトを利用しないと判断してしまう可能性もあります。例えば、
25% のユーザーはロード時間が 4 秒を上回るとそのウェブ ページから離脱する
、
86% のユーザーはパフォーマンスの低いアプリケーションを削除する
とう調査結果もあります。
国内でも、状況が数値化されたデータは少ないものの、
低いパフォーマンスがユーザー体験を損ねること、あるいはユーザーに見限られしまうこと
は、同じように課題です。むしろエンジニアの皆さんの方が
重要視
しているのかもしれません。
Google Cloud Trace は、現在のところ Google App Engine または、Managed VMs を使い実行しているアプリケーションに対応し、アプリケーションと、そこで呼び出されている GAE サービスとの通信(RPC)がトレース可能になります。アプリケーションが Python で書かれているなら、例えば以下のような RPC が該当します。
db.get(), db.put(), db.query() のような Datastore の呼び出し
memcache.get(), memcache.get_multi() のような Memcache の呼び出し
urlfetch.fetch() のような URL Fetch の呼び出し
その結果、Google Cloud Trace のパフォーマンス診断では次のようなことがわかり、アプリケーションのパフォーマンス改善に繋げることができます。
処理の中で必要のないサービスを呼び出している
同じデータを取得するために複数回のサービスを呼び出している
バッチ、または並列実行でも構わないはずが、順次実行でサービスを呼び出している
Google Cloud Trace を利用するには、
Developers Console
にアクセスし、プロジェクトを開いてから、左のナビゲーションの、Monitoring > Traces を選びます。デフォルトで機能はオフになっているため、利用を開始するには Settings タブから、Traces を On に設定してください。設定したことによるパフォーマンスへの影響はありません。また、アプリケーションを更新してもトレースは継続されます。
Google Cloud Trace の概要がわかるように、以下にスクリーンショット掲載しています。図 1 はアプリケーションに対する 1 つのリクエストの内訳であり、処理中にどこで時間が費やされているかが示されています。
図 1 - リクエストの内訳
Gogole Cloud Trace は一連のリクエストを解析し、レイテンシーの分布、レイテンシーのパーセンタイル値と、そのパーセンタイル値に入る、いくつかのリクエストのトレース、そして大きなボトルネックとなっている RPC を表示します。
図 2 - リクエスト解析
Google Cloud Trace ではパッチ当て前後でのアプリケーションのリクエストに対するレイテンシー解析の結果を比較することもできます。図 3 は比較の例です。
図 3 - リクエストの比較
Google Cloud Platform と統合されたツールであることで、プロジェクトと同じ Developer Console からアクセスでき、コードに変更を加えることなく、詳細なパフォーマンス診断ができることが、Google Cloud Trace の特徴と言えるでしょう。
詳細は、
Google Cloud Platform Live でのプレゼンテーション
や
ドキュメンテーション
を確認してください。実際に試すには、Developers Console から
プロジェクトのページ
へ進み、左のナビゲーションの、Monitoring > Traces を選びます。デフォルトで機能はオフになっているため、利用を開始するには Settings タブから、Traces を On に設定してください。
(このポストは、プロダクトマネージャー Pratul Dublish のポストをもとに、Google Cloud Platform チームが編集しました。)
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